法被授与式 岩本 剛

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2012/2/16 木曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

東京都八王子市出身 岩本 剛 君 この度、目出度く親方から宮大工大都流の法被を授与されました。

これにて岩本剛は棟梁の称号を得ました。

剛は、八王子の高校を卒業後すぐさま弟子入りの許しを得る為何度も日参し、やっとの思いで許可を頂きこの厳しい宮大工の道に入りました。
昨年より卒業試験である墨付けを任され伝統工法により見事完成いたしました。

法被授与式は親方の家にて仏前法要ー授与式ー先代墓前報告法要ー直会 と厳粛に執り行われます。
先代奥様も立ち会われますが、感心したのは終始足を崩さず、箸の上げ下ろしから乱れなく作法を行えるようになった事は
この四年間如何に本人の修行への取り組みが間違ってなかったかと証明できるようだと喜んでくれてました。

法被の裏地は本人が自分で購入し好きなものを先代奥様が縫いつけます。
お題は{唐獅子}でした。
法被に 流派当主より 匠明 の書きつけが添えられいよいよ剛はこれから大都流の修行へ入って行きます。

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