3月末より宮大 工実習に来てます姫路市内高校2年生K君です。 2年先輩の弟子、青木・金子両名に面倒見てもらいながら10日が経ちました。 課題の椅子も出来上がり益々大工の道に入りたいと切望してるようです。 青木・金子にとりましても久しぶりの年下の実習生です。 どうやら優しくしてるみたいですね・・。
姫路市内 山陽教区 船場 本徳寺で進めております第一期整備事業です。 この事業は、本堂北側境内整備と明治天皇ご休憩所{行在所(あんざいしょ)}の曳き移転を行うものです。 特に行在所曳き工事は当教区主催にて来る6月4日午後1時からイベントとして公開されます。 現在では珍しくなった御屋曳き どうぞご覧下さい。
問い合わせは船場本徳寺もしくは姫路市広報をご覧下さい。 申し込み先着順です。
写真・・行在所 写真・・本堂
兵庫県加古川市から入弟希望で岡山大学三回生のF君2週間の研修を無事終えました。 毎回、実習生には想い出作りで工作?いやいや作品を作らせます。 今回は腰掛け椅子です。 F君、先輩方の指導の元がんばって作り上げました。 このように2週間の体験実習を行い本人の宮大工への想い、そして力量を見極め最終的に親御さんに 面談し、親方が判断し入弟を許すかどうか決定します。 但し、いかに本人が希望しても許されない場合もあります。 宮大工の道は本当に厳しいものなのです。。
神戸安楽院現場から。
本堂の格天井を組み始めました。 竿と天井板は杉、内陣は支輪天井の豪華な組み物となります。
この天井工事が終わると安楽院’見晴縁’の床張りに入ります。
安楽寺本堂修復現場から。
木工事もほぼ終了しました。現在、本堂は仏具工事の内装に入ってます。
川西市で工事を進めてます浄福寺現場からです。 現在、鐘楼堂持ち上げ工事から主要部分の木部取り換えが完了しました。 当山も、基壇に版築工法(瓶を埋めて反響をよくする)を取り入れ4月には 住職様ご真筆六基の瓶が法要後埋設されます。
本日、東北地域マグネチュード8,8という大地震が発生致しました。
この地震により大津波が発生し各方面において甚大なる被害がおよぼされました。
阪神淡路大震災に遭遇した私達からも、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
2月24日より宮大工入弟を希望している若者が来ました。 H君、愛媛県出身の香川大学三回生現役の大学生です。 弊社の大工規矩により入弟希望者は約二週間の体験実習を行います。 この期間において自分自身が本当に大工修行に入れるかどうかを問いかけた結果希望であれば 親方にお願いをします。 親方も本人の志を見極め最終面談として親御さんとお話しをし入弟を許すかどうか決断を致します。 私達の世界も、昨今騒がれている相撲部屋と同じくして入弟=ご両親からの預かりとなります。 寮生の弟子達と同じ生活を行い少しだけ厳しき世界に触れさせこの二週間を過ごします。 さてさてH君想いを貫くでしょうか。。。
神戸市北野に観光地として有名な国指定文化財 風見鶏の館・ラインの館の修復工事に着手しました。 この工事は、震災に伴う外壁の損傷修復が主な工事です。 工事期間中の拝観はお休みですが近くへお越しの際は修復現場ご覧下さい。 ラインの館 風見鶏の館
ラインの館・風見鶏の館hp
姫路市市川町、天台宗観音寺で建立中の鐘楼堂基壇です。 鐘の音を美しくする版築工事(ばんちく)を行っております。 この工事は、私達大都流の秘伝の工事でありとても難しい工事です。
施工は六基の瓶を梅鉢状に配し、それぞれの瓶の形状と質感を確かめ個々に細やかな角度をつけ おさめていきます。 一基一基寺院の立地条件(山・川・街並み・方向・・etc)を親方自ら音を鳴らしながら決定します。 版築する土は、粘土質の真砂土・にがり・石灰等々を混合し丁寧に突き固めます。 これにより鐘楼の鐘の音は今まで以上に澄み切った佛音となります。
Copyright (c) 2007. 株式会社 西嶋工務店