弊社、加工場から。 兵庫県川西市浄福寺鐘楼堂の修復作業中です。 この工事は現存する鐘楼堂を持ち上げ基壇の修復と基礎を強固にし傷んだ木部の修理を行うものです。 現在、作業場では取り外した柱・貫・斗組み等を一度全てばらし長年の風雨で傷んだ微妙な”ズレ”を修復してます。 この作業は、やり過ごしても構わない見えない部分に見れますがこの少しのズレが今後数百年維持できるかどうかの重要なポイントとなります。 この修正を完全に行った上でいよいよ新材を組み込む施しをおこないます。 使用する材は”日本産 欅” 乾燥五年です。 木工事と平行して、いよいよ基壇に瓶を入れる”版築工法”に入ります。
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