●安楽院本堂客殿本玄関重建工事

作業場から本堂の丸柱・柱材(全て日本材桧)の木取り加工が進行中です。彫刻場では海老虹梁・蛙股の彫刻中です。
国登録有形文化財 通称 {飛田百番}の展開新書がこの度、関係者のご尽力により成果品として完成(非売品)されました。この展開新書は現在の百番の現状を詳細に調査し図面と写真そして専門家チームにより今後の修復保存方針を記した貴重な資料です。地元古老の吉里様を中心に京都造形芸術大学大石教授・関本教授各スタッフの皆様と弊社(株)西嶋工務店設計部、㈱西嶋設計が合同で仕上げたものです。現存する遊郭建造物(建設当時)としては最高レベルの施工と意匠が組み込まれた素晴らしい建造物でした。これから吉里さんを中心に地元の有志の皆様と共に復興復元に向けご尽力されるとの事です。当ファイリング新書のお問い合わせは 京都造形芸術大学です。どうぞ皆様一読下さい。
昨日、弊社社長が安楽院様大棟に上がる宝珠原型を確認する為、制作協力頂いてる京都岩澤梵鐘さんへ上がってきました。西嶋社長描きました原寸図より原寸形制作に入り細かな調整と施工方法の打合せです。岩澤梵鐘 社長様職人の皆様が慎重にそして最高の技で制作を行っていただいております。完成すると重量400キロ、総金箔仕上げになり記念すべき{火入れ法要}は 11月中です。
Copyright (c) 2007. 株式会社 西嶋工務店