●本堂向拝屋根増築、護摩作法場東屋設置工事〈朝来市〉
平成12年に竣工させていただきました兵庫県朝来市の善隆寺様の本堂に、向拝唐破風を増築させていただいております。
唐破風の建方に先立ちまして、裏庭に八角の屋根の建てさせていただきました。
裏庭は、自然の裏山と一体となった庭園です。その中腹には巨石の御本尊様と、巨石の護摩壇や石造りの護摩作法場がございます。
この度、その護摩作法場にご住職様念願の八角形の瓦屋根をつけさせていただきます。
八角形の建物は、四角の建物より複雑で、形に変化があり、円みをもち、かつ穏やかさを感じます。
お釈迦様が亡くなった時、遺骨を八分して八方へ送ったことから、八は仏の教えが八方へ広がると言うことで吉相が末広がる縁起の良い形とされています。
12月始めには、唐破風屋根が建方の予定です。
積雪の冬に向け、急ピッチで安全に工事励んでまいります。