あけましておめでとうございます

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2021/12/31 金曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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令和四年が明けました。

今年の年越し籠りは粉雪舞う寒いお堂でありました。
昨年はまだ開ける事ないコロナ禍で大変な年でマスクが大前提人と人のコミニケーションも対面も難しくなかなか事を進める難しさを感じさせてくれましたね。
しかしそんな中、気付かされたことも沢山ありました。
表情わからぬ対面でどうやったらこちらの思いが伝わるか・・また対峙するとはどういう事なのか。。

 
如何に自分が欲得を捨てて素直に自分自身を曝け出す事が出来ているか。謙虚であるか。。そして願いをもぅて生きているか。

色々な場面で人生の老先生や先輩方とのお出会いの中まだまだ修行が足りてない己を反省させていただきました。 個人的にはスズメバチに15個所も刺されその勢いで飛び降り脚を骨折と悲惨な目にもあいました。それも先代に言わすと神仏の木々を命を何百本も切らせていただいているんじゃ、その罰は当主として身を切って罰を受けないといかんのじゃ・・お前が受けないと弟子たちにふりかかる。。。それだけは避けないといかん。(そう言われてきましたがやはり痛いのは痛いです・・。)

私は生涯一宮大工であります。
大都流という先師方が400年守り伝えた流派の当主としとその教えの門をたたき共に歩む弟子達とそして一門を超え精進を重ね真理とは何かを求めて参ります。
どうか皆さま本年も厳しきご指導伏してお願い申し上げます。

※常光庵にて大都流作法に則り無事を願う

令和四年元旦
宮大工 大都流
三十二代当主 西嶋靖尚 鳳雲 謹上

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