姫路市 真宗大谷派 船場 本徳寺現場から
行在所(あんざいしょ)曳屋準備完了です。
来る6月4日(土)午後2時から起工法要曳屋式が当現場内にて執りおこなわれます。
この度の法要式典は、行在所(あんざいしょ)を市長初め市民代表の皆様の手により曳屋を行うものです。 式には弊社(株)西嶋工務店代表であり大都流当主 西嶋と匠らが幣を振り移動します。 現場は、現在曳く為の特殊なレールとジャッキアップの準備を行っております。 当日は、30分で約10mの曳き移動を行う予定です。
兵庫県佐用郡佐用町上三河 重要有形民俗文化財上三河の舞台(かみみかわのぶたい)通称農村歌舞伎舞台着手です。 当舞台は、茅葺入母屋造の農村歌舞伎舞台で、明治29年の再建です。 皿回し式回り舞台をはじめ、花道、ガッタリ、屋根裏回転機構(二階廻し)、両太夫座などの各種の舞台機構がありなかでも屋根裏回転機構は、とてもめずらしい作です。 今回は、耐震補強を兼ねた大屋根茅葺き全面葺き替えを含め大規模な修復となります。
弊社は、流派30代目三枝栄之助親方ー三一代目西嶋 勉親方とこの舞台を守り続けています。
姫路市実法寺 本願寺派 福正寺様門徒会館と納骨堂(仮称)の工事がはじまりました。
この工事は福正寺ご門徒さんで長年に渡り当山にご功績がある松本様という方が全てご寄進される工事です。
門徒会館は、切妻平屋建て大屋根瓦葺き・玄関銅板葺き裏に新座敷を配した会館仕様の木造建築です。
納骨堂は、六角堂造り寄せ棟銅板葺き露盤宝珠瓦特注品日本産桧造となります。 現在は大工にて建て方ー屋根仕舞いの真っ最中です。 四月二九日、上棟報告法要が弊社流派 大都流作法にて執り行われます。
姫路市内 山陽教区 船場 本徳寺で進めております第一期整備事業です。 この事業は、本堂北側境内整備と明治天皇ご休憩所{行在所(あんざいしょ)}の曳き移転を行うものです。 特に行在所曳き工事は当教区主催にて来る6月4日午後1時からイベントとして公開されます。 現在では珍しくなった御屋曳き どうぞご覧下さい。
問い合わせは船場本徳寺もしくは姫路市広報をご覧下さい。 申し込み先着順です。
写真・・行在所 写真・・本堂
神戸安楽院現場から。
本堂の格天井を組み始めました。 竿と天井板は杉、内陣は支輪天井の豪華な組み物となります。
この天井工事が終わると安楽院’見晴縁’の床張りに入ります。
安楽寺本堂修復現場から。
木工事もほぼ終了しました。現在、本堂は仏具工事の内装に入ってます。
川西市で工事を進めてます浄福寺現場からです。 現在、鐘楼堂持ち上げ工事から主要部分の木部取り換えが完了しました。 当山も、基壇に版築工法(瓶を埋めて反響をよくする)を取り入れ4月には 住職様ご真筆六基の瓶が法要後埋設されます。
神戸市北野に観光地として有名な国指定文化財 風見鶏の館・ラインの館の修復工事に着手しました。 この工事は、震災に伴う外壁の損傷修復が主な工事です。 工事期間中の拝観はお休みですが近くへお越しの際は修復現場ご覧下さい。 ラインの館 風見鶏の館
ラインの館・風見鶏の館hp
姫路市市川町、天台宗観音寺で建立中の鐘楼堂基壇です。 鐘の音を美しくする版築工事(ばんちく)を行っております。 この工事は、私達大都流の秘伝の工事でありとても難しい工事です。
施工は六基の瓶を梅鉢状に配し、それぞれの瓶の形状と質感を確かめ個々に細やかな角度をつけ おさめていきます。 一基一基寺院の立地条件(山・川・街並み・方向・・etc)を親方自ら音を鳴らしながら決定します。 版築する土は、粘土質の真砂土・にがり・石灰等々を混合し丁寧に突き固めます。 これにより鐘楼の鐘の音は今まで以上に澄み切った佛音となります。
弊社、加工場から。 兵庫県川西市浄福寺鐘楼堂の修復作業中です。 この工事は現存する鐘楼堂を持ち上げ基壇の修復と基礎を強固にし傷んだ木部の修理を行うものです。 現在、作業場では取り外した柱・貫・斗組み等を一度全てばらし長年の風雨で傷んだ微妙な”ズレ”を修復してます。 この作業は、やり過ごしても構わない見えない部分に見れますがこの少しのズレが今後数百年維持できるかどうかの重要なポイントとなります。 この修正を完全に行った上でいよいよ新材を組み込む施しをおこないます。 使用する材は”日本産 欅” 乾燥五年です。 木工事と平行して、いよいよ基壇に瓶を入れる”版築工法”に入ります。
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