神戸安楽院現場から。
本堂の格天井を組み始めました。 竿と天井板は杉、内陣は支輪天井の豪華な組み物となります。
この天井工事が終わると安楽院’見晴縁’の床張りに入ります。
安楽寺本堂修復現場から。
木工事もほぼ終了しました。現在、本堂は仏具工事の内装に入ってます。
川西市で工事を進めてます浄福寺現場からです。 現在、鐘楼堂持ち上げ工事から主要部分の木部取り換えが完了しました。 当山も、基壇に版築工法(瓶を埋めて反響をよくする)を取り入れ4月には 住職様ご真筆六基の瓶が法要後埋設されます。
神戸市北野に観光地として有名な国指定文化財 風見鶏の館・ラインの館の修復工事に着手しました。 この工事は、震災に伴う外壁の損傷修復が主な工事です。 工事期間中の拝観はお休みですが近くへお越しの際は修復現場ご覧下さい。 ラインの館 風見鶏の館
ラインの館・風見鶏の館hp
姫路市市川町、天台宗観音寺で建立中の鐘楼堂基壇です。 鐘の音を美しくする版築工事(ばんちく)を行っております。 この工事は、私達大都流の秘伝の工事でありとても難しい工事です。
施工は六基の瓶を梅鉢状に配し、それぞれの瓶の形状と質感を確かめ個々に細やかな角度をつけ おさめていきます。 一基一基寺院の立地条件(山・川・街並み・方向・・etc)を親方自ら音を鳴らしながら決定します。 版築する土は、粘土質の真砂土・にがり・石灰等々を混合し丁寧に突き固めます。 これにより鐘楼の鐘の音は今まで以上に澄み切った佛音となります。
弊社、加工場から。 兵庫県川西市浄福寺鐘楼堂の修復作業中です。 この工事は現存する鐘楼堂を持ち上げ基壇の修復と基礎を強固にし傷んだ木部の修理を行うものです。 現在、作業場では取り外した柱・貫・斗組み等を一度全てばらし長年の風雨で傷んだ微妙な”ズレ”を修復してます。 この作業は、やり過ごしても構わない見えない部分に見れますがこの少しのズレが今後数百年維持できるかどうかの重要なポイントとなります。 この修正を完全に行った上でいよいよ新材を組み込む施しをおこないます。 使用する材は”日本産 欅” 乾燥五年です。 木工事と平行して、いよいよ基壇に瓶を入れる”版築工法”に入ります。
弊社銘木貯木場の紹介です。 材木は全て日本材、欅・地松・桧・杉・桜等銘木専用の製材場兼ねた貯木場です。 社寺や文化財に使用する材は特に切旬(山で伐採する時期)と乾燥が重要になります。 弊社ではこの11月から3月迄の切旬のいい時期に丸太を仕入れます。その後、大割り製材ー乾燥ー小割りー製品と行います。
乾燥は出来る限り自然乾燥が良とし機械乾燥は行っておりません。 欅材の乾燥は10年以上の材も蓄えております。
神戸長田 安楽院本堂現場から。 待ちに待った本堂棟{火炎宝珠金箔仕上げ}が杉本ご住職ご読経の中、総重量約300キロ(意匠は西嶋社長、制作は京都岩澤梵鐘製)の十方に輝く宝珠が無事に納まりました。 当日、晴天でしたが風が強く数㍉単位で納めるという難度の高く緊張の連続でしたが、特性の露盤と芯木にゆっくり座されると伽藍に息が吹き込まれたようでした。 杉本住職そして何としてもこの記念にと駆け上がってきていただいた奥様、本当にご苦労さまでした。 宝珠は一応の養生を施し次のお目見えは落慶法要となります。 ちなみにこの宝珠は、数十年後の事を考え約20㍉浮いてます。
神戸市玉津町 南禅寺派地蔵院隠寮の建前です。 当山は三〇数年来本堂・客殿・庫裡・山門重建と弊社御用達の寺院様です。 今回、平成の大修復事業として隠寮の新築、本堂修復、地蔵堂の新築を行います。 第一期工事の隠寮の建方です。 プレカットを使わない伝統工法の木造にて施してます。 写真・・・上棟法要ご読経中の住職と若住職。
我が街に在り世界に誇れる姫路城国宝姫路城の修復工事に私達(株)西嶋工務店宮大工一門も携わるご縁を頂きました。 来年度皆様方に見学ルートとして立ち入れる箇所の見学者用床の設置に入っております。 最高水準の仮設工事は素晴らしいものです。
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