11月勉強会

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2008/11/29 土曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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恒例になりました(株)西嶋工務店協力会主催の勉強会です。
 今回は建具専門の三栄木工所社長横野氏をお招きして木製建具についてのお話しをいただきました。
 建具の種類歴史から現在新たに開発されてる納め金具等々沢山のお話しを頂き、弟子達の活発な質疑応答にて、有意義な講習会となりました。 横野さん有り難うございました。

霜月

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2008/11/10 月曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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秋の色濃くなり、山肌をのぞくと紅葉に染まり落ち葉舞う様子がちらほらと映し出されてきました。
 我身心中見直す為と想い、先代墓地掃除にと竹箒片手に上がってみると、一面世界が変わったのかと思えるほどの絨毯でした。 この廟所は、先代がお寺で切られて処分される木々をもったいないからと言いながら一本一本自らの手で樹を植え育ててきたものです。
 植樹の時に先代は「今はバラバラで不細工な木々だけどワシが死んだら樹木のトンネルになるぞー。」そんな独り言を云われながらせっせと鍬を持たれていました。
 落眼されてから早六年、見事に果実に実がなり、香華にはうっすらとその花を咲かせ皆それぞれに己の本来の姿を自然の中に溶け込ませてきました。
  口を開いて人に伝えるときは本気でなくてはならない。その本気は本物の人からのみ出せる。
   正しき人であるか。自問自答の日々です。

そうこう反省しながら腰を下ろそうとしたら 「なんじぁや!そのほうきの持ち方は!!」と叱咤されそさくさと下山したのは言うまでもありませんが。

  ー 常光庵主 ー

   写真・・先代が好んだ寒椿と先代墓前を望む(携帯画像にて失礼)
 

さついまいも

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2008/11/8 土曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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お世話になってます姫路市内お施主様”F様”より野菜と{巨大さつまいも}を頂戴しました。
 今年は播州地方の畑では不作だったと云われてましたが・・・・
   さてさて、このさつまいも、どう料理して寮の食卓に並べましょうか。。
F様ありがとうございました。

勉強会

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2008/10/24 金曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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(株)西嶋工務店協力会 ((株)西嶋工務店下請名義人の会)では藤本会長の元、2ヶ月に一度、若手の寮生を含む大工弟子・技術員を交えて各業種の勉強会を開催していただいてます。
今月はアルミサッシュ専門の平岡社長による現場での収まりについて講習頂きました。
 お話しは、技術的な事もさることながら他社の施工方法や弊社の改善点、そして寺社と住宅の考え方まで多種多様に渡る有意義なお話しを賜りました。
 伝統建築を学ぶ者は新しき事学ぶのも大切です。
 写真・・講習会の模様 弊社原寸場にて

岡山 西大寺

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2008/10/6 月曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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仕事の都合で岡山西大寺門前に上がって参りました。
 当地は、姫路から車で約1時間半、瀬戸内に面した風光明媚な土地にて、会陽(裸祭り)でご宝木を授かる法要が営まれる有名な真言宗別格本山です。
 少し時間がありましたのでお参りをさせていただきました。
本堂、諸堂とも先人の素晴らしき技と随所に当院特有の作事がされ、この上ないご信仰を感じさせていただいたのは申すまでもありません。
 皆様もお時間あれば是非お参り下さい。
西大寺hp
 http://saidaiji.jp/main.shtml
 

秋の気配 ~籾殻焼き~

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2008/9/24 水曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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彼岸花も咲き始め播州もいよいよ秋の気配が漂って参りました。
 先日、近所の農家より籾殻(もみがら)を頂戴したので、籾焼(もやき)に挑戦してみました。
段取りから近所のおばちゃん達が、あぁ~でない、やれ火が弱いとか、ちゃんとみとかなアカンやンか!
と・・・終始怒鳴られぱなしでした。。
 お陰様で監督の皆さんには完璧な出来やナ とお褒めのお言葉をいただいたのですが、実は私が寝てる夜中も
何度も見回りに来て水を掛けたり火の調整をしてくれたりと至れり尽くせりでした。
 おばちゃん達の名言です。「手間暇掛けて、手を抜かず、寝てるときも面倒見てやる。そうすりゃ子供も大人になったらまともになるンや」
 たかが籾焼き、教えられる事まだまだです。
(籾殻・・この炭になる手前の籾殻を乾燥させて農作物の肥料にすると自然農薬として大きく甘く美味しい作物が収穫できます。)

加西市 羅漢寺と酒見寺

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2008/9/13 土曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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加西近くにある五百羅漢で有名な羅漢寺さんと真言宗酒見寺さんです。
 現場近くにある名刹でしたのでお参りさせていただきました。
五百羅漢では、案内の方に諭されて、自身に近い石仏を探しましたが皆々お悟りを開かれたご様子で、探す己が如何に煩悩の中で生きているか・・・反省することばかりで御座いました。
 酒見寺さんのお参りでは、鐘楼堂の極彩色のすばらしさは久しぶりに心の洗濯をさせていただいた思いです。
御用達の大工さんと、諸職工の技術力そしてなによりも当山ご信仰の篤さを感じさせていただきました。
 ありがたい事です。    ~常光庵主~

 {加西市 地域振興部 ふるさと営業課HPより}

五百羅漢・・素朴な自然の中でゆったりと瞑想の旅を続けている石仏たち。 ここはやさしい羅漢のふるさと
 羅漢寺の中にある五百羅漢は、いつ、だれが、なんのために作ったかわからず、今もなぞにつつまれています。大分県耶馬渓山、山梨県吉沢の羅漢とともに全国的に有名な石仏であり、古くから「親が見たけりゃ北条の西の五百羅漢の堂に御座れ」とうたわれ、面貌の異なる石仏の中に、必ず親や子に似た顔があると言われています。素朴で表情豊かな野の仏として多くの人々に親しまれています。

酒見寺・・天平17年(745年)行基菩薩の開山と伝えられています。当寺は度々兵火に焼かれていますが、中でも天正年間の三木攻めの際の兵火では境内ことごとく焦土と化したといいます。その後再興されたのが現在の伽藍です。このような兵火にあいながらも、寛文2年(1662年)に再建された国重要文化財の多宝塔(写真)や、県重要文化財の鐘楼など見事な文化財を有しています。
 また、仁平3年(1153年)の旱魃のとき近衛天皇の勅願により播磨六山(書写、増位、八徳、妙徳、法華、蓬莱)の僧が集まり、大般若経を読んで雨乞いをすると、たちまち雨が降り、それ以後は毎年勅使を迎えての恒例行事になったといいます。隣接する住吉神社の勅使塚はその記念塚です。

九州大分~松厳寺~

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2008/9/10 水曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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網干 龍門寺住職 河野太通様ご母堂様ご法要の為、久しぶりに九州松厳寺に
上がって参りました。
 当山は、弊社が20年前に本堂修復工事、平成16年に圓通堂新築工事のご縁を頂いたお寺です。
 中津の寺町地域にあり、とても整備された町並みと美味しい鱧を頂戴し、有縁古縁の皆様と楽しい時間を
過ごさせていただきました。

瓢箪

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2008/9/6 土曜日 西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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事務所前花壇の緑のカーテン”驚嘆と朝顔”です。
 千生り瓢箪と聞いて植えたみたいですが五個しかなってません・・・。

墨壺 ~競演~

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西嶋工務店より / カテゴリ : 堂宮大工のつれづれ草

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お馴染みの入弟 1年半の岩本剛3作目となる墨壺です。
 今回は、同じく大工歴五十数年の岡田良晴作墨壺と比べてみました。
 さてさて、どちらがどなたの作でしょうか。
  (一目瞭然でしょうが・・・・・)

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