下駄箱の袖の意匠です。杯を組み入れてみました。
完成間近の内部公開です。
素敵な丸太古材が残ってましたので燈呂とポスト付きウエルカムボード造ってみました。玄関を飾る一品です。オーナー気に入っていただけるかなぁ~~(特に奥様に・・・)
オーナーの壁塗り大会です。なかなか初めてにしてはお上手でした。 左官屋さんも「これで一人職人が増えた~」と大喜びでした。
小舞(竹下地)が完了しました。 これから日本建築の特有とされる荒壁付けに入ります。
田中邸には伝統的な民家のだいどこ上に、換気や採光のために付いていた”越し屋根”を設置します。この越し屋根は旧S邸の屋根にも付いていたものです。 田中邸は昔ながらの荒壁をつけます。その下地として”小舞下地(竹を縄であむ)”をつくります。この小舞が完了しましたら、いよいよ施主交えての荒壁塗りです。
新材と古材を見極め場所により“古色彩色”を施します。 新材を旧材と同じ色合いにする為、特殊な植物性材料を調合し仕上がりの調和を整える作業です。 なぐり梁(ちょうなではつった梁)は当時のものです。
将来の家主??さんと田中ご夫婦による棟木落書きです。 はたして百年後いや何世代か後の人がこの落書きを見つけてどう思われるか・・楽しみです。
本日は待ちに待った上棟式です。 天気も良好でこの度の移築のご縁頂いた旧家主当主、佐々木さんご夫婦もお祝いに駆けつけていただき大工当主神事の後、親戚一同と工匠とでお祝いを致しました。
古材の梁組が立ち上がってきました。150年を経過した日本の松梁はその強度も炭に燻された姿も凛々しく思われます。吉日より柱建てぞめを行った現場は施主・ご親戚の皆さんそして我が工匠達を交えて上棟式となります。
Copyright (c) 2007. 株式会社 西嶋工務店