兵庫県西部に年内上棟予定の本殿です。 近年、機械加工が主流ですが弊社は弟子達の修行の為、一本一本最初から最後まで 手造りで仕上げます。 丸柱は製材所から八角で入材し、16角、32角と徐々に丸く仕上げてきます。 よくペーパー仕上げを行っている仕事を見かけますが仕上がり当初は綺麗に見えますが 年数が立つとくすぼってきます。先代も少々鑿跡が付いても良いからペーパーは使うな と申しておりました。 一日一本仕上げる事が出来ればまずまずでしょうか(笑)
現在、彫刻は大庫裡の妻に上がる”縣魚”の制作に入ってます。 下絵は雲絵様とし材は桧と松材を使用してます。 彫りは全て親方がその寺院に合わせて一つ一つ書き上げ規矩に従い彫り上げていきます。 桧の柔らかさと松の脂身、はたまた欅の堅さと・・格闘の毎日です。
方丈様式の庫裡の妻に揚がる蟇股を彫刻してます。高さ約4、5尺の大きな彫りとなりました。
姫路市指定文化財の建物です。屋根修理を平成18年7月から平成19年9月に施工しました。文化財工事なので既設の材料をできる限り再利用しています。
龍門寺相見の間中庭です。京都の庭師さんの作ですが禅寺に相応しい庭になりました。
住職様の別棟です。隅棟鬼瓦は寺所有の仏像をモデルに製作しました。
住職様のお住まいです。内部には生活空間の他に写経部屋や書庫があります。周りを門・塀で囲っています。
客殿棟の基礎 現在は立上り型枠組みの作業を推進中。
客殿棟の基礎 鉄筋組み作業中です。 日中はまだまだ暑いです。
龍門寺愛犬 ボン です。とにもかくにも噛みつきます。 ところが近頃年老いたのかおとなしくなってきました。 現場職人達の癒しです。
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